韓国のバスに乗る時のルールは?注意すべきことや種類についても解説!
韓国の公共交通機関といえば地下鉄が有名ですが、実はバスも非常に便利で効率的な移動手段の一つです。しかし、初めて韓国を訪れる方やバスに不慣れな方にとっては、バスの種類や乗り方、ルールがわからず不安に感じることもあるでしょう。本記事では、ソウル市内を走る様々な種類のバスの特徴から、運賃の支払い方法、乗車時のマナーや注意点まで、韓国のバスに乗る際に知っておきたい情報を詳しく解説します。快適でスムーズなバス移動を楽しむための参考にしてみてください。
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韓国・ソウル市内のバスの種類
韓国・ソウルを走るバスには主に6つの種類があります。それぞれの特徴についてご紹介します。
幹線バス
韓国で最もポピュラーなのが青色の「幹線バス」です。ソウル市内の交通網を支える重要な存在でソウル郊外と都心部、副都心部などを結んでいます。
幹線バスのルートは、多くの観光スポットや商業エリアをカバーしているため、観光やショッピング、ビジネスなど、さまざまな場所に簡単にアクセスできます。
また、幹線バスは運行頻度が高く、待ち時間も短いのが特徴です。バス停には、路線図や時刻表が表示されており、韓国語がわからなくても路線番号と目的地を確認するだけで簡単に利用できます。
支線バス
緑色の「支線バス」は、地域内の移動をスムーズにするために設計されたバスです。支線バスには、4桁の番号が付けられており、その緑色の車体が目印です。このバスは、幹線バスの停留所や地下鉄駅との連結を重視しており、公共交通機関のネットワークをより密接にしています。
支線バスは、主に住宅地や商業エリア、学校などの地域内の目的地へアクセスするための路線です。幹線バスや地下鉄との連携を強化することで、バスとバス、地下鉄とバスの乗り換えが非常に便利になります。例えば、幹線バスで主要な駅まで移動し、そこから支線バスを利用して目的地まで行くといった使い方ができます。
マウルバス
緑色の小型バスである「マウルバス」は、ソウル市内の地域密着型バスです。バス番号は「麻浦(マポ)01」のように主に運行する区の名前と2桁の番号が付けられています。
マウルバスの主な特徴は、幹線バスや支線バスの停留所近くを運行したり、地下鉄駅との連結を重視している点です。これにより、幹線バスや支線バスを利用して主要なルートを移動した後、マウルバスで目的地の近くまで行くことができます。特に、地域の隅々までカバーするため、住宅地や商業エリアへのアクセスが容易です。
循環バス
「循環バス」は、ソウル市内の主要な観光スポットやビジネスエリアを効率よく結ぶために設計された便利なバスです。2桁のバス番号が付けられた黄緑色の車体が特徴で、2020年1月から導入された新しいバスシステムです。
この循環バスは、明洞(ミョンドン)、東大門(トンデムン)、ソウル駅、景福宮(キョンボックン)、Nソウルタワーなど、ソウル都心部の人気スポットを効率よく巡回します。観光、ショッピング、ビジネスなど、様々な目的に応じた需要に対応するため、観光客にも地元住民にも利用しやすいルートが設定されています。
特に注目すべきは、全車両がノンステップ仕様の電気バスであることです。これにより、バスの乗降が非常にスムーズになり、また、環境への配慮もされています。ノンステップバスは、バリアフリー対応が進んでおり、高齢者や障害者、ベビーカーを使用している方でも安心して利用できます。
広域バス
赤色の大型バス「広域バス」は、ソウル市内とその近郊都市を結ぶための重要な交通手段です。特にソウルと京畿道(キョンギド)などの郊外都市を繋ぐ役割を果たしています。このバスは、いわゆる急行バスであり、長距離移動を快適にサポートします。
通勤や観光でソウルから周辺の都市へ移動する際には、広域バスが便利です。広域バスは、走行距離が長く、時間も比較的長めであるため、座席の確保が必要な場合があります。
広域バスの利用は、特に長距離の移動を快適にしたい方や、通勤・通学で定期的に近郊都市とソウルを往復する方におすすめです。乗車する際には、事前に運行ルートや時刻表を確認し、長距離移動に備えて準備をしておくと良いでしょう。
観光バス
「観光バス」は民間企業によって運営されており、別途乗車券の購入が必要です。このバスは、特に観光目的で設計されており、豪華でスタイリッシュなシートが特徴です。
観光バスの最大の特徴は、都心の観光スポット間を一日中自由に乗り降りできることです。これにより、ソウルの主要な観光地を効率よく回ることができ、観光スケジュールを柔軟に組むことが可能です。例えば、景福宮や明洞、南山タワーなどの人気スポットを、観光バスを利用して便利にアクセスすることができます。
韓国バスの運賃の支払い方
運賃の払い方は以下の3つの方法があります。
- 交通カード
- 気候同行カード
- 現金
それぞれの支払い方法について詳しくご紹介します。
交通カード
交通カードはバスや地下鉄に乗る際に利用するICカードです。お金をチャージしておいて乗車時と下車時に機械にタップします。
バス内ではチャージはできないので、残高不足にならないようにあらかじめチャージをすませておきましょう。
交通カードはコンビニなどで購入が可能です。「T-moneyカード」が一般的ですが、最近はプリペイドカードとして使用できる「WOWPASS」や「NAMANEカード」に交通ICカードがついてくることもあります。
気候同行カード
2024年7月から登場した地下鉄・バスの乗り放題チケットです。このカードでソウル地下鉄、金浦ゴールドライン、ソウル市内バスに乗ることができます。ただし、新盆唐線、ソウル地域外地下鉄、広域・空港バスは利用不可となっているので注意が必要です。ソウル市内から乗車し、京畿道で下車する場合は下車した駅で係員に不足分の運賃を支払うようにしましょう。
カードは1日券から7日券まであり、旅行に日程にあわせて購入するのがおすすめです。カードの価格は以下の通りです。
- 1日券:5,000ウォン
- 2日券:8,000ウォン
- 3日券:10,000ウォン
- 5日券:15,000ウォン
- 7日券:20,000ウォン
気候同行カードは駅構内やコンビニなどで購入できます。
現金
現金で運賃を支払う場合は乗車時に運転席の横にある箱に現金を入れます。バス内に両替機などはないので、事前に料金分を用意するようにしましょう。
最近はソウル市内を含む韓国のバスの多くがキャッシュレス決済のみに対応している、現金での支払いができないバスも増えてきています。キャッシュレス化が進んでいるため、韓国のバスに乗る際には、交通カードやモバイル決済の準備をしておくのが賢明です。特に観光客や短期間の滞在者には、現金よりも交通カードの使用をおすすめします。
韓国バスのルールと注意点
韓国のバスは日本とはまた違うルールや注意点があります。安全に快適にバスに乗るためにも以下の4つの点を頭に入れておきましょう。
乗りますアピールをする
韓国のバスは、乗車希望者がいないと停車しない場合があります。そのため、バスが近づいてきたら、すぐに立ち上がって待機することをおすすめします。
バスが見えてきたら、立ち上がって、乗車の意思表示をしましょう。立っていることで、運転手に「このバスに乗りたい」という意思を示すことができます。もし、バスが素通りしそうな場合には、手を挙げて合図をすることで、バスを停めてもらうことができます。
前から乗車して後ろから降りる
日本のバスは後ろのドアから乗り、前から降りることが多いですが、韓国・ソウルのバスは反対に前から乗車して後ろから降りるパターンが多いです。
バスに乗車したら、運転席の近くに設置されている機械にカードをタップするか、箱に現金を入れて運賃を支払います。バスは乗車が完了するとすぐに動き出すので、すばやく着席するようにしましょう。バスを降りる時は、後方のドアにある機械にカードをタップします。
テイクアウトドリンクや食べ物の持ち込みはNG
ソウル市内のバスでは、テイクアウトドリンクや食べ物の持ち込みについて厳格なルールが設けられています。具体的には、使い捨てコップに入った飲み物やフタが空いた状態の缶飲料の持ち込みが禁止されています。また、カップに入った屋台フードやソフトクリームなど、包装されていない状態の食べ物もバス内に持ち込むことはできません。
これらの飲食物の持ち込みが禁止されている理由は、バス内の清潔を保つためと、他の乗客に不快な思いをさせないためです。飲み物や食べ物がこぼれたり、匂いが広がったりすると、他の乗客にとって快適な移動が難しくなります。さらに、バスの座席や床に食べ物の跡が残ると、清掃作業が増え、次に乗る人への影響も出てしまいます。
もしテイクアウトの飲み物や食べ物を持ってバスに乗車しようとした場合、運転手は乗車を拒否する権限があります。
早めに降りる準備をする
バスが停留所に到着すると、乗客の降車が終わった後にすぐに発車してしまうことがあります。降車時にはバスの揺れに注意しながら、ドア付近に移動しておくと、降りる際のバタバタを避けることができます。
韓国のバスは、次に到着するバス停とその次のバス停がアナウンスされます。アナウンスは韓国語が基本ですが、一部の路線では英語でも案内が行われることがあります。韓国語が理解できない場合は、地図アプリを使って現在地と降りるバス停を確認しておくと安心です。アナウンスを注意深く聞き、次のバス停が近づいていることを把握しておくと、降りる準備がスムーズになります。
韓国のバスに乗る時のルールまとめ
今回は韓国のバスを利用する際のルールや注意点について詳しくご紹介しました。日本のバスとはまた違ったルールや注意点がありますが、慣れれば移動の幅がぐんと広がり、観光もしやすくなります。地下鉄では利用が不便な場所にもアクセスできるので、韓国へ行ったら是非バスにも積極的にチャレンジしてみてください。
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