韓国のおすすめ海鮮料理まとめ!海鮮が有名なエリアやスポットもご紹介

グルメ

美食の国として知られる韓国。美味しい韓国料理は旅行の楽しみの一つですよね。
韓国料理とひとことに言ってもさまざまな種類がありますが、今回は海鮮料理に焦点を当てて詳しくご紹介していきます。日本とはまた違った韓国ならではの調理法、味付けが魅力。韓国定番の海鮮料理、そして海鮮が有名な韓国のエリア、スポットを詳しくご紹介します。

韓国の海鮮料理が気になる、韓国で海鮮料理を食べてみたいという方は是非最後までご覧ください。

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韓国の有名海鮮料理

韓国で海鮮といえばどんな料理があるのでしょうか。韓国で愛される人気海鮮料理は以下のようなものがあります。

  • カンジャンケジャン
  • チュクミ
  • 刺身
  • センソングイ
  • センソンチョリム
  • チョゲグイ
  • アグチム
  • 海鮮鍋

それぞれどんな海鮮料理なのか詳しくみていきましょう。

カンジャンケジャン

カンジャンケジャン

カンジャンケジャンはワタリガニを特製の醤油ダレに漬け込んだ韓国料理です。カニの甘みととろけるような食感が魅力で、ご飯との相性が抜群。醤油ベースの味付けで辛くないため日本人にも非常に人気がある料理です。また、カンジャンケジャンはカニの身だけでなくカニ味噌の部分もおいしい部分。甲羅にご飯を入れて混ぜて食べると至福の味わいです。

カンジャンケジャンは3~4月頃がシーズンで、この時期のワタリガニが卵の部分が多く美味しいと言われています。価格は一人前30,000ウォン〜40,000ウォン(3000円〜4000円)ですが、食べ放題やランチメニューであればもう少しリーズナブルな価格でいただけることも。一人前からオーダーできるので一人ご飯にもぴったりな海鮮料理です。

チュクミポックム

チュクミポックム

「チュクミ」は韓国語でイイダコのこと。イイダコを特製のタレに漬け込んで炒めた料理です。ピリッと辛い味付けで、辛いもの好きな方に特におすすめなメニュー。ご飯と混ぜてビビンパにしたり、エゴマの葉に包んで食べたりといろんな食べ方が楽しめます。

辛さが心配な方は、辛さが調節できるお店を選んだり、チーズを追加するのがおすすめです。
また、手長ダコを使ったナクチポックムという料理もあります。同じような味付けですが、タコの種類が違うことで食感が少し異なります。

刺身

韓国の刺身

韓国では刺身を「フェ」といい、刺身料理は韓国でも人気があります。韓国ではヒラメやブリ、クロソイなどの白身魚の刺身が一般的。厚く、大きめにカットするのが韓国流で一枚一枚が食べ応えがあります。
韓国では日本と同じようにわさび醤油につける他、チョコチュジャンというお酢の入ったタレやサムジャンという合わせ味噌につけて食べることも。お店で刺身を注文するとたくさんのおかずや付け合わせが提供されるので、刺身をエゴマの葉でニンニクや唐辛子と一緒に包んで食べたりします。

センソングイ

sensongui
引用:Busan navi

「センソン」は、「グイ」は焼くという意味で、センソングイは焼き魚のことを指します。韓国では昔ながらの定食屋さんや食堂でセンソングイを提供しています。
韓国でよく食べられる焼き魚は、サバやサンマ、さわら、イシモチです。ふんわりとした身と香ばしい皮、塩の味付けが効いていてご飯がとても進みます。

センソングイは家庭でも定番の料理ですが、お店では炭火で焼き上げたセンソングイが楽しめるところも。トンデムンにはセンソングイの専門店が軒を連ねる「トンデムン焼き魚横丁」という通りがあります。ここの通りのお店は朝食やランチで特に人気があります。

センソンチョリム

「チョリム」は韓国語で煮付けのこと。「センソンチョリム」は魚の煮付け料理です。センソンチョリムではサンマや太刀魚、サバなどの魚の切り身がよく使われます。醤油ベースで煮込むことが多い日本の煮魚に対して、韓国ではコチュジャンベースの甘辛いタレで煮込むのが特徴的。煮込んだタレはご飯といっしょに混ぜていただくと絶品です。

センソンチョリムが有名なのはナンデムン市場。太刀魚横丁という通りでは、太刀魚のセンソンチョリムの専門店が軒を連ねています。

チョゲグイ

「チョゲ」とは韓国語でのことを指し、「チョゲグイ」は韓国の貝焼きのことです。貝を網に乗せてじっくり焼き上げ、わさび醤油やチョコチュジャンをつけて食べる韓国で人気の海鮮料理。お酒のつまみとしてもぴったりで、韓国の焼酎であるソジュ、そしてビールがとてもよく合います。貝を焼くのはセルフサービスのお店が多く、海辺でBBQ感覚でチョゲグイを楽しめるお店も。貝のほか、帆立やエビなどの他の海鮮、ソーセージや野菜などがついてくる盛り合わせで注文できるお店もあります。

アグチム

アグチム

「アグ」は韓国語でアンコウ、「チム」は蒸すという意味で「アグチム」はアンコウの蒸し料理のことを指します。アンコウの切り身、豆もやしをはじめとする野菜をコチュジャンベースの辛いタレで煮込んだ料理。大皿でドンと提供され、みんなでシェアしていただきます。ふわふわの身、ぷりぷりとした皮と内蔵が魅力のアンコウ。シャキシャキとしたもやしが入ることにより食感が楽しい海鮮料理。味付けはかなり辛めなので、辛いものが好きな方に特におすすめです。こちらもお酒とよく合う料理の一つ。シメにご飯を入れて焼き飯にして食べるのも美味しいです。

海鮮鍋

海鮮鍋

韓国では海鮮鍋のことを「へムルタン」と呼びます。具材はその時々によってさまざまで、ワタリガニやイカ、エビ、貝類、タコ、帆立などが定番。味付けも家庭やお店によって多様ですが、コチュジャンを使った辛い味付けにするのが一般的です。

海鮮のうまみが出汁となり、スープだけでも絶品。野菜もたっぷり入っており、ヘルシーな韓国料理の一つでもあります。

また、へムルタンのほかに韓国では「メウンタン」という魚のあらを使った海鮮鍋もよく食べられます。こちらは魚を調理したあと余った部分を鍋に入れ、野菜などと一緒に煮込みます。刺身店などで刺身を注文すると最後にこのメウンタンが自動で出てくることも。食事のシメに食べる鍋の一つです。

韓国の海鮮が有名なエリア&スポット

せっかく食べるなら美味しいエリア、スポットで海鮮料理を楽しみたいという方も多いはず。韓国では海に面したエリアではどこでも海鮮料理が有名ではありますが、旅行で行きやすいおすすめなエリアは以下の3つです。

  • 釜山
  • 仁川
  • 江原道

それぞれについて詳しくご紹介していきます。

釜山

釜山は、韓国第二の都市。そしてグルメの都市としても知られる街です。港町釜山では新鮮な魚を使った海鮮料理を提供するお店が目白押し。
市場では採れたての魚を購入し、食堂に持ち込んで捌いてもらいすぐにいただくことも可能です。

また、釜山にあるキジャン市場はズワイガニが特に有名です。中にしっかり身が詰まったズワイガニはシンプルにボイルでいただくのがおすすめ。カニ味噌の部分は焼き飯のようにしてくれるお店もあるので、気になる方はお店の人に聞いてみてくださいね。

仁川

仁川はソウルのすぐお隣にある都市です。ソウルへ旅行する方は仁川国際空港を利用する方が多いかと思いますが、そんな仁川国際空港の近くにある「ウォルミド」はチョゲグイで有名な島です。海に面したお店が多く、開放的なオーシャンビューで食事できるのがポイント。

貝はチーズなどをトッピングして焼き上げるものもあり、味付けやトッピングで食べ比べするのも楽しみの一つ。他にもエビやロブスターなども人気がありますよ。

江原道

江原道は韓国の北東部に位置するエリア。自然が多く、特に海辺の街であるカンヌン、ソクチョは海鮮料理が美味しいエリアとして知られています。このあたりはソウルなどの都市部から週末や連休を利用してヒーリングに訪れる人も多い場所。海辺はリゾートホテルやペンションも多く、非日常の特別なひとときを堪能できます。

新鮮な刺身や海鮮鍋などのほか、ズワイガニやイカなども有名。スルメやカワハギなどの乾き物がソウルより安い価格でお購入できるので、お土産として人気があります。

チェジュ島

チェジュ島は韓国の南部に位置する島。海がきれいなリゾート地でアジアのハワイと呼ばれています。

刺身、海鮮鍋などさまざまな海鮮料理が楽しめますが、特に有名なのが太刀魚です。チェジュ島の特産物の一つでもあり、チェジュ島では太刀魚をまるまる一匹姿焼きでいただきます。新鮮で身がふわふわの太刀魚はチェジュ島ならではの味わい。見た目のインパクトも抜群で、旅行にもぴったりなメニューです。

ソウルで海鮮料理を食べるなら「ノリャンジン水産市場」がおすすめ!

ノリャンジン水産市場
引用:konest

ソウルは内陸部にある都市であるため、海鮮料理が食べられないのかというとそんなことはありません。地方へ行かなくても新鮮な韓国の海鮮料理を楽しみたいという方にはヨンドゥンポにある「ノリャンジン水産市場」がおすすめです。

ノリャンジン水産市場は地下2階、地上6階のソウル最大の水産市場。業者向けの魚の販売だけでなく、一般の人も海産物を購入することができ、買った海産物は同じ建物内にある食堂に持ち込んで調理してもらうことができます。

ノリャンジン水産市場では150種類以上の海産物を扱っています。海外からの観光客も多いため、英語や簡単な日本語が通じるお店も。旅行客も利用しやすい市場となっています。
競りは月〜土曜日の午前1時から4時頃に開催。活気と熱気溢れる本場の競りの見学は外国人観光客にも人気があるそうです。

韓国の海鮮料理 まとめ

今回は韓国の海鮮料理についてご紹介しました。日本とは一味違う味付けや調理法が魅力の韓国の海鮮料理。日本ではあまり馴染みのない海産物も多く、韓国の海鮮料理には新たな発見があります。
ノリャンジン水産市場をはじめソウルでも海鮮料理は楽しめますが、釜山や仁川、江原道など海鮮料理が有名な地方の都市に足を伸ばしてみるのも面白いですよ。

韓国で海鮮を堪能してみたいという方は是非この記事を参考に、お好みの海鮮料理を探してみてくださいね。

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