韓国・ソウルでタッカルビ食べるならここ！おすすめ店8選

甘辛いソースで鶏や野菜を炒めた韓国料理「タッカルビ」。日本でも数年前にチーズタッカルビが話題になりましたが、本場・韓国でタッカルビを味わってみたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は韓国・ソウルのおすすめタッカルビ店をまとめてご紹介していきます。一言にタッカルビといってもお店によってそのスタイルはさまざま。美味しさに定評のあるお店を8つピックアップしたので、お店選びの参考にしてみてくださいね。

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タッカルビとはどんな韓国料理？

「タッカルビ」とは韓国語で「鶏カルビ」を意味しています。ヤンニョムとコチュジャンでしっかりと味付けされた鶏肉を、ざっくりと切ったキャベツ、サツマイモ、ニンジン、ネギなどの野菜と一緒に甘辛いソースに絡めながら炒めた料理です。

タッカルビは大きな鉄板で調理されるのが一般的で、ほとんどのお店では目の前で調理してくれます。出来立てを熱々でいただけるのもタッカルビの魅力の一つです。

具材は店舗ごとに異なりますが、餅やチーズ、その他の野菜を追加トッピングすることができ、自分好みにアレンジして楽しむことができます。

タッカルビの食べ方

タッカルビは焦げ付かないようにじっくりと焼き上げるのがポイントです。鉄板で焼く時間は牛肉や豚肉よりも少し長め。鶏肉がしっかりと火が通るまで待ちましょう。スタッフが焼け具合をチェックして、餅や野菜が食べ頃になったら声をかけてくれますが、鶏肉はスタッフがOKを出すまで待ってくださいね。

タッカルビは、サンチュやエゴマの葉といった野菜に鶏肉やニンニクを包んで食べるとさらに美味しくいただけます。野菜の甘みが加わることで、辛さが和らぎ、辛い料理が苦手な人でも食べやすくなります。

シメには、タッカルビの旨味が染み込んだ鉄板で焼き飯（ポックンパッ）を作るのが定番です。大方食べ終わったら、スタッフに「パッ ポッカジュセヨ（ご飯を炒めてください）」と伝えましょう。また、店舗によってはシメにうどんなどの麺を楽しめるお店もあります。

韓国・ソウルのおすすめタッカルビ店

元々は春川（チュンチョン）の郷土料理だったタッカルビですが、現在では全国的に食べられる料理となりました。

ここからはソウルのおすすめタッカルビ屋さんを詳しくご紹介していきます。

春川家タッカルビマッククス

「春川家タッカルビ マッククス」は学生街・新村（シンチョン）にあるタッカルビ専門店です。

こちらのお店のタッカルビはコチュジャンなどでしっかりと味付けされた鶏肉を半日ほど寝かせ熟成させているのがポイント。韓国産の鶏だけを使用しており、やわらかな食感なのが特徴です。

「辛口」と「普通」の2種類から好みの辛さを選択可能。餅、サツマイモ、ソーセージ、チョルミョン（縮れ麺）などがセットになった追加の具材盛り合わせも用意されています。

チャンインタッカルビ 弘大店

「チャンインタッカルビ」は韓国旅行の定番メニューとしてすっかりお馴染みになったチーズタッカルビの専門店です。

チーズタッカルビには毎日仕入れる新鮮なオリジナルチーズを使用。添加物不使用で厳選された素材のみのチーズで、タッカルビの味をしっかり引き立ててくれます。鶏肉も韓国産の自社ブランドのものを使用するなど食材一つ一つにこだわっているのがこちらのお店の特徴です。

チェーン店で弘大（ホンデ）の他にもソウル市内で複数店舗を展開しています。

ポントタッカルビ 江南駅店

「ポントタッカルビ」もチーズタッカルビで有名なお店です。春川式の伝統的なソースで味付けされた韓国産の鶏肉と、とろ～りと伸びるモッツァレラチーズのハーモニーが絶妙。チーズがたっぷりと絡むタッカルビは、チーズ好きにはたまらないビジュアルです。

さらに、セルフコーナーでは野菜のおかわりが自由で、野菜をたっぷり摂れるのも嬉しいポイント。ヘルシーさとボリューム感を兼ね備えたメニューとなっています。

シメにぴったりな焼き飯はキムチととびこ入り。キムチの酸味ととびこのプチプチとした食感がクセになります。

内資洞春川タッカルビ

「内資洞春川タッカルビ」は、本場春川で40年以上続くタッカルビ店の味を受け継ぎ営業しているタッカルビ専門店です。

伝統の味を守りつつ、新鮮な素材と丁寧な調理で提供されるタッカルビが絶品と地元の人にも話題です。

鶏は春川のものを使用し、特製タレを揉み込み熟成させています。柔らかくふっくらとした食感が特徴となっています。春川の老舗タッカルビ店直伝のレシピで作られるソースはマイルドな辛さ。タッカルビには野菜もたっぷり入っているので、辛いものが苦手な方でも食べやすいほど良いピリ辛感になっています。

シンミギョン弘大タッカルビ 本店

1996年創業のタッカルビ専門店「シンミギョン弘大タッカルビ」。2012年に始めたチーズフォンデュタッカルビが大ブレイクし、一躍人気店となりました。

本場・春川のタッカルビ店から伝授された味を忠実に再現するために、ほとんどの材料を春川から仕入れているのがポイント。看板メニューのチーズフォンデュタッカルビはチェダーチーズとモッツァレラチーズの2種類のチーズが使われており、チーズごとの味わいの違いを比較しながら楽しむことができます。チーズを絡めて食べることでマイルドな味わいになるので、辛いものが苦手な方でもチャレンジしやすいタッカルビとなっています。

BBandak BBandak

明洞（ミョンドン）に位置する「BBandak BBandak」は幅広いタッカルビメニューで人気のお店。。新型コロナウイルスの影響を受けて一時閉店しましたが、2023年に移転・再オープンし、再び多くのファンに愛されています。

オーソドックスなタッカルビから、チーズタッカルビ、プルコギ味、ロゼソース味などのアレンジメニューまでを展開。他のお店ではあまりない味のタッカルビも楽しむことができます。

こちらのお店では料理したものが運ばれてくるので、洋服などに匂いが移りづらいというメリットも。運ばれてきたらすぐに食べて良いので、食べるタイミングで悩まなくて良いのも魅力です。

タグロ家

狎鴎亭（アックジョン）ロデオ通りの繁華街に位置する「タグロ家」。こちらは、シン・スンフンをはじめ、東方神起、SUPER JUNIOR、少女時代など韓国の有名芸能人たちもよく訪れるお店として知られています。

鶏肉は品質に定評のある韓国鶏肉専門メーカー「ハリム」のものを使用。ソースには玉ねぎや梨といった野菜や果物が入っていて、辛さの中に旨味と甘さがあるのが特徴です。

店内は広々としており、テーブル席のほか座敷席も完備。芸能人の行きつけということで韓流ファンにも人気があるお店です。

ユガネ 明洞２号店

「ユガネ」は韓国全国に展開する人気タッカルビ・チェーン店です。ソウルの繁華街・明洞（ミョンドン）には複数の支店があり、その中でも「明洞２号店」は2016年10月に移転リニューアルオープンしました。

少し辛めのタッカルビなので、チーズと一緒に食べる「チーズポンタッ」というメニューが日本人には特におすすめ。鉄板の周りにチーズを投入し、鶏肉や野菜をチーズにフォンデュしながらいただきます。

基本的に「ユガネ」は二人前からのメニューとなっていますが明洞２号店では一人前からの注文も受け付けています。一人旅でタッカルビを食べたいという方にもおすすめな店舗です。

タッカルビまとめ

今回は、韓国・ソウルのおすすめタッカルビ店をご紹介しました。甘辛いソースと柔らかい鶏肉の組み合わせは一度食べると病みつきに。辛いものが苦手な方は辛さ控えめをオーダーしたり、チーズを追加するのがおすすめです。

今回ご紹介したお店は主要な観光エリアからもアクセスしやすい店舗ばかり。是非、韓国旅行でのお店選びの参考にしてみてください。