ソウルでクッパを食べるなら？韓国旅行で立ち寄りたいおすすめ店8選！

すぐお隣の国ということで手軽に行ける海外としても人気がある韓国。韓国旅行で是非楽しみたいのはやはり本場の韓国グルメですよね。

今回は熱々のスープで心も体もあったまるクッパのおすすめ店をご紹介していきます。旅の疲れを癒すクッパは一人での食事や朝ごはんにもぴったり。ソウルにある人気のお店をピックアップし、それぞれのおすすめメニューや特徴をまとめました。是非、韓国旅行でのお店選びの参考にしてくださいね。

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クッパとは？

クッパは、韓国語で「スープ」を意味する「국（クッ）」と「ご飯」を意味する「밥（パッ）」を組み合わせたもので日本語でいうとスープご飯になります。日本では焼肉でのサイドメニューのイメージがありますが、本場・韓国のクッパは1人前の土鍋に入って提供され、日本のクッパとはまた印象が異なります。

名前にクッパとついているものはもちろん、スープにご飯を入れて食べるものはクッパと名前がついていなくてもクッパに分類されることも。その種類は多様でさまざまな具材と味付けのクッパがあります。

韓国・ソウルでよく食べられるクッパは例えば以下のようなものがあります。

• テジクッパ
• スンデクッパ
• ソルロンタン
• コムタン
• コンナムルクッパ
• チュオタン
• 牡蠣クッパ

それぞれのおすすめ店をご紹介していきます。

ソウルのおすすめクッパ店一覧

テジクッパ「オム・ヨンベク テジクッパ 鐘閣店」

テジは韓国語で豚を意味します。テジクッパは特に釜山でよく食べられる慶尚道の郷土料理で、豚の各部位を煮込んだコクのあるスープが魅力です。

ソウルで釜山のテジクッパを味わえると話題なのが、「オム・ヨンベク テジクッパ 鐘閣店」です。

こちらのお店では釜山式と密陽（ミリャン）式の2種類のテジクッパが用意されています。釜山式テジクッパは透き通ったスープであっさりとした味わいが魅力。5種類の豚肉が入っているのでしっかりとコクも楽しめます。一方、密陽式のテジクッパは濁ったスープが特徴で、豚の骨や韓方も一緒に煮込んでいます。

 鐘閣店は観光エリアとしても人気の仁寺洞の裏路地にあるため、旅行でも立ち寄りやすいです。

店舗情報

スンデクッパ「スンデ実録 大学路本店」

スンデとは豚の腸に、餅米や春雨などを詰めて蒸した韓国式ソーセージです。そんなスンデを使ったクッパでおすすめなのは、「スンデ実録 大学路本店」です。

数々のグルメ番組でも紹介されたスンデ専門店で、スンデクッパやスンデの炒め物、スンデの鍋料理などが楽しめます。

クッパにはスンデのほか、豚の内蔵もたっぷり。特有の臭みがまったくなく、食べやすい味です。スープは意外にあっさりしているので、途中で薬味をプラスして味変しても美味しくいただけます。

お店は演劇の街とも言われる大学路にあります。店内は広々としていて清潔感があるので一人ご飯にもぴったりです。

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ソルロンタン「以南場 明洞店」

ソルロンタンとは、牛骨をはじめ、牛のさまざまな部位をじっくりと煮込んだスープを使ったクッパです。そんなソルロンタンを食べるなら1974年創業の「以南場 」がおすすめです。48時間かけて煮込むスープは、濃厚でありながらマイルドな味わい。韓国で辛いものが続いているときでも胃腸にやさしくいただくことができます。

「以南場 」はいくつか店舗があるのですが、韓国旅行で立ち寄るなら繁華街・明洞にある店舗がおすすめです。日本人のお客さんも多く、韓国初心者でも利用しやすい雰囲気。カウンター席、半個室のテーブル席もあるのでおひとり様でもグループでも、さまざまなシーンで利用することができます。

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コムタン「ウノ食堂」

コムタンとは、牛のスネや胸部、膝などの骨を煮込んだスープのクッパです。ソルロンタンと似ていますが、コムタンは透明のスープであることが多く、ソルロンタンと比べるとよりあっさりとした味わいです。

そんなコムタンの老舗が南大門市場にある「ウノ食堂」です。ぶつ切りの骨つき肉が入った見た目も大胆なコムタンが看板メニュー。お肉はとても柔らかくフォークですっと取ることができます。お肉の旨味がしっかり出たスープは絶品。この味は4代にわたり研究され続けてきた味で、地元の韓国人たちからも高い支持を得ています。お肉をたっぷり味わいたい方は、テールスープで注文するのがおすすめです。

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豚コムタン「屋同食」

コムタンといえば牛肉を使用しますが、こちらは豚肉を使った新しいクッパをいただくことができるお店です。智異山(チリサン)の黒豚のスライス、そして透き通ったスープがポイント。2018~2023年のミシュランガイドにも掲載された名店です。

スープはあっさりした味わいなので、付け合わせのキムチとの相性が抜群。お肉は唐辛子味噌をつけていただくとさらに美味しくいただけます。

器が金色で高級感もたっぷり。行列ができる人気店ですがカウンター席が中心のため回転が早く、スムーズに入店することができますよ。

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コンナムルクッパ「全州現代屋 新沙カロスキル店」

豆もやし（コンナムル）を使ったクッパ。全州発祥のこのクッパを食べるなら「全州現代屋」がおすすめです。

こちらのお店のコンナムルクッパはほどよい熱さの「全州南部式」と熱々に加熱した「全州煮立て式」の２種類があり、好みの熱さのクッパをオーダーできます。

豆もやしのシャキシャキとした食感とふっくらとしたご飯、そしてピリ辛のスープの組み合わせがクセになる一品。

新沙にある店舗はショッピングでおなじみのカロスキルにあり、観光でも立ち寄りやすいです。

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チュオタン「湧金屋」

チュオタンとはどじょうを骨ごとすりつぶし、葉野菜といっしょに煮込んだクッパ。栄養価が高いため、韓国では健康食としても知られています。

そんなチュオタンを食べるなら市庁にある「湧金屋」がおすすめです。歴代大統領や政治家も訪れた名店。こちらのチュオタンはどじょうと牛の骨からじっくりダシをとっており、濃厚な味わいを楽しめます。新鮮などじょうを使っているため生臭さもなく食べやすいので、チュオタン初挑戦の方にもぴったり。どじょうを丸ごと使ったチュオタンもありますが、日本の方でしたらどじょうをすりつぶして作るチュオタンのほうが食べやすいかと思います。山椒やネギを入れて味変したり、麺と絡めて食べても美味しいですよ。

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牡蠣クッパ「南海牡蠣クッパ」

生牡蠣を煮込み作られる牡蠣クッパ。牡蠣の旨味をダイレクトに楽しめる一品です。

そんな牡蠣クッパを食べるなら東大門にある牡蠣料理専門店「南海牡蠣クッパ」がおすすめです。統営という海産物で有名な地域から毎日仕入れている新鮮な牡蠣を使用。臭みがないプリプリの牡蠣がたっぷりと入っています。牡蠣のダシは白ごはんとの相性も抜群。体の芯から温まるのでとくに寒い冬にぴったりですよ。

お店は朝5時から営業。東大門はナイトショッピングが有名なので、朝ごはんにこちらの牡蠣クッパを食べて帰るのもおすすめです。

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ソウルでクッパを食べるおススメ店 まとめ

今回は、韓国・ソウルのおすすめクッパ店をご紹介しました。クッパとひとことに言ってもその種類はさまざま。具材や味付けによってその魅力は変化します。

クッパは一人前の土鍋で提供されるので、一人ご飯にもぴったりなメニュー。辛くないもの、辛さを自分で調節できるものも多いので、辛いものが苦手な方にもおすすめですよ。

是非この記事を参考に、お気に入りのクッパを見つけてみてくださいね。