韓国の定番料理！キムチチゲが美味しいおすすめ店７選

韓国の家庭料理の定番であるキムチチゲ。韓国旅行へ行ったら本場のキムチチゲを食べてみたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、韓国旅行で立ち寄りたいキムチチゲが美味しいおすすめ店をまとめてご紹介していきます。こだわりのキムチと味付けに舌鼓。一人前からオーダーできるお店もあるのでひとりご飯できるお店を探している方も必見です。是非お店選びの参考にしてみてくださいね。

キムチチゲってどんな韓国料理？

「キムチチゲ」とは、よく漬けた酸っぱいキムチを豆腐、ネギ、豚肉などと共に煮込んだピリ辛の鍋料理。韓国料理の中でも特にポピュラーなメニューで、家庭料理としても親しまれています。調味料を入れ過ぎないのがポイントで、キムチの酸味と具材からの旨みがスープの風味を決定します。日本では「キムチチゲ鍋」と呼ばれることもありますが、「チゲ」は韓国語で鍋料理を指すため、キムチチゲとだけ呼ぶのが実は正解。キムチ、豚肉、豆腐が主な具材ですが、ツナやサンマを使ったりと具材のバリエーションも豊富なんですよ。

キムチチゲの食べ方

専門店や軽食店では、1人前は通常トゥッペギ（小さな土鍋）で、複数人で食べる場合は大きな鍋で提供されます。ほとんどのお店ではキムチチゲをオーダーするとご飯がついてくるので、ご飯といっしょにいただきます。スープや具材をご飯に乗せて混ぜながら食べるのが本場の食べ方。複数人で食べるキムチチゲにはラーメンを投入していただくこともあります。

韓国・ソウルのキムチチゲが美味しいお店

韓国の定番料理であるキムチチゲですが、お店によってかなり味わいが異なるのが特徴的です。ここからは韓国旅行で訪れたいキムチチゲの名店を詳しくご紹介していきます。駅から徒歩でアクセス可能で、観光途中でも立ち寄りやすいお店ばかり。それぞれのキムチチゲの特徴やお店の雰囲気などをまとめてみました。

チャンドッテキムチチゲ 清潭本店

ソウル江南（カンナム）の清潭洞（チョンダムドン）に位置する「チャンドッテキムチチゲ 清潭本店」。地元の会社員やタクシードライバー、さらには韓流スターも含む幅広い客層を引きつけ、東方神起のメンバーも長年の常連として知られているお店です。

メニューはキムチチゲのみで、化学調味料を使わずにシンプルに味付けされたオーガニックキムチと、余計な味付けをしない牛肉スープダシが特徴。シンプルながら深い味わいのキムチチゲとなっています。ご飯のおかわりが無料なほか、一人前でもラーメンを追加でオーダーできるのでご飯とラーメン、両方をしっかり楽しむことができます。

こちらのお店は24時間営業、年中無休。深夜や朝早くでも利用できるのでどんなタイミングでも食事が可能です。

イェジ粉食

ソウルを代表する繁華街・明洞（ミョンドン）の裏路地に位置する「イェジ粉食」。2005年に、愛する娘「イェジ」の名を冠して夫婦で開店したこの店は、チェーン店や大型飲食店が多い明洞では珍しく、素朴で絶品の家庭料理が楽しめるとして評判が広がり、NHKや「地球の歩き方」などのメディアにも取り上げられる有名店に成長しました。

外国人がよく訪れることからキムチチゲを含むすべてのメニューが辛さ調節可能とのこと。辛いものがあまり得意ではないけれどキムチチゲを食べてみたいという方にもぴったりなお店です。

日本人客も多いお店で日本語メニューもあり。韓国語がわからない方でも安心して利用することができます。早朝から営業しているので朝ごはんとして利用するのもおすすめです。

トゥッペギチッ

「トゥッペギチッ」は、韓国語で伝統的な土鍋「トゥッペギ」と家を意味する「チッ」から名付けられたお店で、「土鍋料理を出す家」という意味を持っています。この店では、メニューが土鍋で提供される4種類のチゲに特化しており、その美味しさはチャン・ドンゴンやIU（アイユー）などの芸能人を虜にし、日本からの観光客にも口コミや観光ガイドブック、SNSを通じて知られるようになりました。

キムチチゲは豚肉や豆腐も入っていてとっても具沢山。オーソドックスですが深い味わいのスープも決め手です。

一緒に提供されるご飯は豆もやしを入れてボウルで出てくるので、チゲを少しずつ入れて、おかずもいっしょに混ぜ、ビビンパのようにして食べるのがおすすめです。

クルベッ 望遠店

「クルベッ」は、焼肉やチゲを定食形式で提供する人気のチェーン店。望遠（マンウォン）店は望遠市場やカフェ通りとして有名な望理団通りの近くにあり旅行でも立ち寄りやすい店舗です。

キムチチゲ定食は昔ながらのトレーに乗せて提供。トレーにはたくさんの家庭的なおかずが乗っているのでキムチチゲと一緒に食べてみてください。キムチチゲは地元の方からも太鼓判を押される美味しさ。目玉焼きがいっしょについてくるのでご飯やチゲと豪快に混ぜていただくのがおすすめです。

1人ご飯しやすいお店としても知られ、ランチタイムになると周辺の会社員たちが大勢訪れ、すぐに満席に。平日のお昼時は混み合うので訪れる時間帯に注意が必要です。

北村キムチジェ

「北村（プッチョン）キムチジェ」は、地下鉄3号線安国（アングッ）駅から徒歩2分の路地裏にある人気の韓国家庭料理店です。2014年7月に開店して以来、地元の経済紙のフードコラムに取り上げられるほどの人気を博しています。

こちらのお店は正確に言うとキムチチムという料理なのですが、キムチをじっくり煮込んだ鍋料理と言う点ではキムチチゲと同じです。酸味の効いた古漬けキムチがポイントでお肉や鯖と一緒に煮込むことで旨味を引き出しています。人工調味料を使わない素材の味を生かした味付けが魅力。ラーメンはおかわり自由なのでお腹いっぱい堪能することができます。

キムサムボ 乙支路店

「キムサムボ」は、自家製キムチを使用した絶品キムチチゲで知られるお店です。人気のキムチチゲには豚肉、豆腐、ラーメンが入っており、ボリューム満点で程よい酸味が特徴。また、自家製キムチを一度炒めて旨みを凝縮させ、昆布や煮干しなど約30種類の材料から取ったダシで煮込むことで程よい酸味が残り、キムチ特有のすっぱさを苦手とする人にも食べやすくなっています。

ご飯は釜飯で提供されるので、先にご飯だけを取り出しておき、釜に水を入れ、シメにぴったりなヌルンジスープ（おこげスープ）を味わってみましょう。

大督匠 三成駅店

「大督匠（テドッチャン）」は、全国にチェーン展開しているキムチチゲ専門店です。キムチチゲの味の決め手は、2～4℃で4～5ヶ月低温熟成させた自社製キムチ。すべて自社工場で作っているこだわりのキムチを使用しています。ほどよい酸っぱさと辛さのキムチに豚肉や野菜、餃子などが入っていて、とにかく具沢山なキムチチゲ。テーブルにはコンロがついているので最後まで熱々のまま食べ進めることができます。キムチチゲ定食には、オーツ麦ご飯とセルフで作る目玉焼きが付いており、どちらも自由におかわりが可能です。

リーズナブルな価格帯でお腹いっぱい食べられることから、韓国ではお昼ご飯として利用する方が多いお店。三成駅店は大型ショッピングモール・COEXの前にあり、観光でも立ち寄りやすい店舗です。

キムチチゲ まとめ

今回は、韓国の定番料理・キムチチゲが美味しいお店をまとめてご紹介しました。キムチの味わいをダイレクトに楽しめる料理。大定番の韓国料理でありながら意外に旅行で食べる機会が少ないメニューでもあります。

今回ピックアップしたお店は、日本人観光客にはもちろん、地元の方からも愛される美味しいお店ばかり。どのお店も駅から徒歩10分以内でアクセスできる立地の良さ。観光地からも行きやすい場所にあるので、気になるお店があれば是非行ってみてくださいね。