韓国のマチュピチュ!?釜山・甘川文化村の行き方&人気スポット

観光

カラフルな家々が山肌にびっしりと並ぶ風景が楽しめる韓国・釜山にある「甘川文化村(カムチョンムナマウル)」。そのユニークな景観から“韓国のマチュピチュ”とも呼ばれ、世界中から多くの観光客が訪れる人気スポットです。

もともとは朝鮮戦争時の避難民たちが住みついたエリアでしたが、地域再生プロジェクトによってアートと文化が融合する村へと生まれ変わりました。狭い路地に広がるアート作品とフォトスポットが盛りだくさん。今回は、そんな甘川文化村の魅力をたっぷりと紹介するとともに、アクセス方法や村内の歩き方、特に人気のスポットについても詳しくお届けします。釜山旅行を計画している方は、ぜひ参考にしてください。

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甘川文化村とは?

とは?

カラフルでフォトジェニックな街並みが広がる「甘川文化村(カムチョンムナマウル)」は、釜山の西部、山の斜面にひっそりと佇む文化とアートの村です。近年は「韓国のマチュピチュ」や「釜山のサントリーニ」とも称され、国内外から多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。

しかし、その美しい風景の裏には、長い歴史と人々の暮らしの営みが息づいています。ここでは、甘川文化村の成り立ちから、現在の姿へと生まれ変わった背景について詳しくご紹介します。

アートの力でよみがえった「村づくり」プロジェクト

甘川文化村の歴史は、1950年代の朝鮮戦争にまでさかのぼります。戦火を逃れて避難してきた人々が、山肌に小さな住居を建てて暮らし始めたのが、この村のはじまりです。限られた土地と資源の中で、人々は急斜面に沿って家々を密集させながら、協力して生活を築き上げました。しかし、都市開発が進む中でこの地域は長らく忘れられた存在となり、老朽化した住宅や空き家が目立つように。観光とは無縁の、静かな下町としてひっそりと時を刻んでいたのです。

転機が訪れたのは2009年。釜山市と地元の芸術家たちによる「村づくりプロジェクト」がスタートし、村の再生が本格的に動き出します。この取り組みでは、地元の住民とアーティストが協力して、空き家や壁をアート作品として生まれ変わらせることを目的としていました。このプロジェクトによって、村のあちこちにカラフルな壁画やアートが登場。それまで生活感にあふれていた路地が、少しずつ“アートの通り道”へと変わっていきました。

アートと暮らしが共存する、世界にひとつだけの村

現在の甘川文化村は「芸術の村」として広く知られるようになり、釜山観光では欠かせないスポットになりました。ただし、ここは観光地であると同時に人々が今もなお生活を営む“住まい”の場でもあります。
路地には洗濯物が干され、子どもたちの笑い声が響き、地元の人々の暮らしが息づいています。観光客は、アートや絶景だけでなく、そうしたリアルな生活の風景とも出会うことになります。

このように、甘川文化村は単なる「映える」観光地ではありません。戦争の歴史、再生への努力、そして今も続く暮らしのリアリティが交差する、まさに“生きている村”なのです。

甘川文化村への行き方

バス

甘川文化村は、釜山の中心部・南浦洞(ナンポドン)やチャガルチ市場からもほど近い場所に位置しています。最寄り駅は釜山地下鉄1号線の「土城(トソン)駅」ですが、駅から村までは急な坂道が続くため、徒歩で向かうのはあまり現実的ではありません。

アクセス手段としては、市内バスまたはタクシーの利用が一般的です。どちらも比較的スムーズに到着でき、観光客にも便利なルートとなっています。

バスでの行き方

バスを使えばリーズナブルに甘川文化村へアクセスできます。地下鉄1号線「土城駅」から訪れる場合は、6番出口を出てすぐ、釜山大学病院沿いのバス停から、以下のいずれかのバスに乗車します。所要時間は約10分です。

  • 沙下区(サハグ)1-1番バス
  • 西区(ソグ)2番バス
  • 西区 2-2番バス

KTXが停車する「釜山駅」から直接アクセスする場合は、以下のバスを利用しましょう。所要時間は約30~40分です。

  • 61番バス
  • 西区 2-2番バス

いずれのルートでも、「甘川文化村」のバス停で下車すれば、目の前が村の入口です。急な坂を上り下りするルートのため、バス車内ではしっかりと手すりを掴んで安全に移動しましょう。
帰りは、降車したバス停の反対側から乗車します。

土城駅またはチャガルチ駅方面へ戻る場合は以下のバスを利用します。

  • 沙下区 1-1番バス
  • 西区 2番バス
  • 西区 2-2番バス

釜山駅方面へは、61番バスまたは西区 2-2番バスを利用しましょう。

タクシーでの行き方

タクシーを使えば、釜山市内のどこからでもスムーズに甘川文化村へ向かうことができます。乗車時間は出発地によりますが、南浦洞エリアからならおよそ10〜15分ほどです。
運転手に行き先を伝える際は、「감천문화마을에 가 주세요(カムチョン ムナマウレ カ ジュセヨ)/甘川文化村まで行ってください」と言います。

言語に不安がある方は、スマートフォンなどに文字を表示して見せるのもおすすめです。

甘川文化村の回り方

タルンイ

甘川文化村の入口は、バス停を降りてすぐの場所にあります。村内は斜面に広がっているものの、メインストリートは傾斜もゆるやかで歩きやすく、初めての方でも安心して散策できます。通り沿いには、カフェやお土産屋、アート作品が点在しており、歩くだけでも楽しいエリアです。

まずは道なりに進んで、甘川文化村の代表的なフォトスポット「星の王子様」を目指してみましょう。ここでの記念撮影は観光の定番。撮影を終えたら、元来た道を引き返すのもよし、さらに奥へと進むのもおすすめです。途中、細い路地や階段を下ってみると、思いがけないアートや風景に出会えることもあります。

より効率よく見どころを巡りたい場合は、入口近くにある観光案内所で販売されている「スタンプツアーマップ(2,000ウォン)」を活用しましょう。このマップには、壁画やモニュメントなどの見逃せないスポット33ヶ所がイラスト付きで掲載されており、韓国語が分からなくても視覚的に分かりやすい構成になっています。所要時間は2〜3時間程度が目安です。

甘川文化村の人気スポット

甘川文化村の魅力は、カラフルな街並みや可愛らしいカフェだけではありません。村内のあちこちに設置されたアート作品やモニュメントは、それぞれに個性があり、訪れる人の心を惹きつけます。中でも人気のフォトスポットは、観光客が必ず立ち寄る定番スポット。記念撮影はもちろん、作品の背景に込められたストーリーやメッセージに触れることで、この村の深い魅力を感じることができます。

星の王子様

甘川文化村で最も有名なフォトスポットといえば、やはりこの「星の王子様」の像です。サン=テグジュペリの名作『星の王子さま』に登場する王子と、砂漠のキツネが仲良く並んでガードレールに腰かけているこの場所は、多くの観光客が目指す人気の撮影ポイントとなっています。

見晴らしの良い場所に位置しており、カラフルな村の景観を背景に、まるで物語の中に迷い込んだような一枚が撮れるのが魅力です。週末や連休には、像の間に座って写真を撮るために長い行列ができることもあるので、時間に余裕をもって訪れるのがおすすめです。

ただし、像が設置されている場所はやや高台で足場も狭いため、写真撮影の際には足元に十分注意してください。

ハヌルマル

ハヌルマル」は、甘川文化村の全体を一望できる展望スポットです。村の中でも特に高台に位置しており、カラフルな家々が山肌にびっしりと広がる景観を上から眺めることができます。名前の「ハヌル」は韓国語で「空」、そして「マル」は「頂上」という意味があり、その名の通り、空に近い場所から村全体を見渡せるのが魅力です。

晴れた日には、村の先に広がる青い海まで見通すことができ、開放感のある美しい風景を楽しめます。風景写真が好きな方や、SNS映えする一枚を撮りたい方には特におすすめの場所です。

自然と人

自然と人」は、甘川文化村の入口付近、バス停からも近い場所に設置されており、訪問してすぐに立ち寄れるスポットです。アクセスしやすく、散策のスタート地点としてもおすすめです。
このアート作品のテーマは「甘川とひとつになる」。人型のオブジェの中に、実際の甘川文化村の風景が描かれており、特定の角度から見ると背景の街並みとぴったり重なって見えるようにデザインされています。まるで人の形をした窓越しに村を見ているような、不思議な一体感が味わえます。

作者のムン・ビョンテクは、「人々の心の中にあるふるさとのイメージを甘川文化村に重ねて表現したい」という想いを込めてこの作品を制作したそうです。単なる写真映えスポットではなく、深いメッセージ性を感じられるアートとして、多くの人の印象に残る場所となっています。

灯台

白と青を基調にしたデザインが印象的なこの「灯台」は、甘川文化村の中でも特に異国情緒を感じさせるフォトスポットです。その外観は、まるでギリシャのサントリーニ島を思わせるような美しさで、多くの観光客が足を止めて写真を撮っています。

村のカラフルな街並みとはまた一味違う雰囲気を楽しめるのがこのスポットの魅力。青空とのコントラストも美しく、晴れた日にはとくにフォトジェニックな一枚が撮れます。
灯台そのものに登ることはできませんが、その周辺にはベンチやちょっとした広場もあり、散策の休憩ポイントとしてもぴったりです。

甘川文化村まとめ

釜山の山あいに広がるカラフルなアートの村、甘川文化村。まるで絵本の中に迷い込んだような街並みは、訪れる人の心を癒し、わくわくさせてくれます。アート作品をめぐるだけでなく、村全体の歴史や文化にも触れられるのが、この場所の大きな魅力です。

釜山を訪れたら是非立ち寄るべきスポットの一つ。是非この記事を参考に、甘川文化村を楽しんでみてください。

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