60年の伝統を持つトガニタン専門店「대성집：デソンジプ」(市庁・光化門）

トガニタンは、牛の膝蓋骨とその付近の肉を煮込んで作るスープ料理。ニンニクや醤油、塩、コショウなどで味付けされる。

見た目は他のスープ料理と似ていますが、中に入ってる具が違うのが見分けるポイントです。
牛の頭蓋骨周辺の肉が入っているので、プルプルした食感が楽しめます。

今回は60年以上の歴史があるトガニタンのお店をご紹介します。

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대성집：デソンジプ(市庁・光化門）

「대성집(デソンジプ）」は60年の歴史を持つトガニタン専門店です。
トガニというのは牛の膝軟骨のことを指します。少し匂いが気になる部位を使用するのですが、こちらのトガニタンは一切臭みがありません。
あっさりとしながらコクの感じられるその味は古くからソウルの街で愛されています。

대성집(デソンジプ）のトガニタンは具材がたっぷり。他店と比べてもかなりボリュームがあるのが特徴です。スープ料理としては価格の高いトガニタンですが、こちらのお店ではリーズナブルにいただくことができます。
軟骨部分と聞くと、硬い食感を想像する方もいらっしゃるかもしれませんが、대성집(デソンジプ）のトガニはとっても柔らか。ぷりぷりコリコリとしていて、軟骨系の硬さが苦手でもおいしく食べられます。

トガニはコラーゲンも豊富ですので美容と健康にも嬉しい逸品です。そのまま食べても、つけ合わせのソースに付けて食べてもおいしいですよ。
スープは牛の旨味をぐっと凝縮。油っぽさはなく、胃が疲れているときでもさらりといただけます。あっさりとしているので、お好みで塩胡椒や唐辛子を足して調節しながら食べてみてください。一緒に出てくるキムチやカクトゥギとの相性も抜群です。