夏の韓国で食べたい！韓国のひんやりグルメ5選

韓国の夏を乗り切るために、地元の人々が愛してやまない冷たい料理がたくさんあるのをご存知ですか。暑さを吹き飛ばし、体の中から涼しくなれるひんやりグルメは夏の韓国旅行では要チェック！

今回は、夏の韓国で食べたい冷たいグルメを5つ厳選してご紹介します。それぞれの料理とおすすめのお店をセットで紹介するので、旅行のお店選びで役立つこと間違いなしです。是非参考にしてみてください。

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韓国のおすすめひんやりグルメ

韓国ならではの冷たい料理を厳選してご紹介します。それぞれのおすすめ店をあわせてご紹介するので、旅行中の暑さ対策に是非参考にしてみてください。

平壌冷麺

朝鮮半島の北側、現在の北朝鮮・平壌をルーツにもつこの冷麺は、韓国でも夏の定番メニューとして広く親しまれています。特徴は、そば粉を使った細くてコシのある麺と、さっぱりしながらも奥深い味わいの冷たいスープ。

スープには、高麗キジや牛の骨・肉をじっくり煮込んで取った出汁に、大根の水漬けの汁を加えることで、旨みと酸味が絶妙なバランスに仕上がっています。シンプルで素朴な味わいですが、一度食べると病みつきになってしまう美味しさです。

おすすめ店「又来屋」

1946年創業の老舗「又来屋」。冷麺とプルコギの名店として知られるお店です。スープには、韓国・江原道産の韓牛を100％使用。野菜を使わずにじっくりと煮込むことで、見た目は澄んでいながらも、深い旨みとしっかりとしたコクが生まれます。麺は、そば粉とさつまいも澱粉を7:3の比率で練り上げており、細くてしなやかなコシが特徴。スープとの相性も抜群で、食べ進めるほどに満足感が高まります。

おすすめ店「筆洞麺屋」

ソウルの忠武路に位置する平壌冷麺の名店。このお店の魅力は、議政府（ウィジョンブ）市の有名冷麺店の味を受け継いでいることにあります。スープは牛肉と豚肉の両方をじっくり煮込んで作られ、まろやかでありながらもコクのある深い味わい。さっぱりとしながらもしっかりとした旨みが感じられ、冷麺本来の魅力を存分に引き出しています。

麺は蕎麦粉をベースにした細麺で、やわらかく歯切れが良いため、韓国の冷麺にありがちな「ハサミで切る」必要がないのが特徴です。

エゴママッククス

エゴママッククスは、韓国の伝統的な冷たいそば料理「マッククス」に、香ばしいエゴマ油をたっぷり絡めた、近年人気急上昇中のトレンドグルメ。

マッククスは、そばの実を丁寧に挽いて作った麺を冷たいスープや特製ダレで和えた、韓国・江原道を中心に親しまれてきた料理。エゴママッククスではこのマッククスにエゴマ油をプラスすることで、香ばしさとコクが格段にアップ。シンプルでありながら、噛むたびにじんわり広がる深い味わいに、やみつきになる人が続出しています。

おすすめ店「清流壁」

江南駅近くのビジネス街に店を構える「清流壁」。ポッサムとマッククスの専門店として知られ、平日のランチタイムには行列ができるほどの人気を誇ります。

こちらのエゴママッククスは、そば粉100％で作られた純麺を使用しており、モチモチとしたコシとともに、そばの香りがしっかりと感じられます。最大の魅力は、毎朝店内で搾られるフレッシュなエゴマ油。酸化していない搾りたてのエゴマ油は、クセがなく香ばしさが際立ちます。

おすすめ店「カンナムマッククス＆ポッサム」

「カンナムポッサム＆マッククス」は今年オープンしたばかりのお店。

エゴママッククスは、店内で挽いたそば粉を使用し、注文と同時に麺を製麺するというこだわりぶり。麺はつるっとした喉ごしに程よいコシがあり、そばの香りも一層引き立ちます。エゴマ油はとても濃厚で、まるでクリームのようななめらかさが全体を包み込み、コクを感じさせてくれます。

ポッサムやマンドゥとのセットメニューが用意されているのも嬉しいポイント。一人ご飯にもおすすめなお店です。

コングクス

冷たい豆乳スープに麺を合わせた麺料理。濃厚な豆乳スープはクリーミーでコクがありながらも、後味は驚くほどさっぱりしていて、ほんのりと感じる甘さと大豆の香ばしさが口いっぱいに広がります。味付けは非常にシンプルで、塩や砂糖を少し加えることで、自分好みの味に調整します。付け合わせのキムチとの相性も抜群で、まろやかなスープにピリッとした辛味が加わることで、全体の味に奥行きが生まれます。

おすすめ店「明洞餃子」

看板メニューはカルグクスですが4月から10月にかけて提供される季節限定のコングクスも、隠れた名物として根強い人気を誇っています。

このお店のコングクスの特徴は、クロレラを練り込んだ自家製麺を使用している点。淡いアイボリー色の豆乳スープに、緑がかった麺が映える見た目は爽やかで、暑い季節にぴったりの一品です。つるりとした喉ごしと程よいコシを兼ね備えた麺は、豆乳スープとの相性も抜群です。

おすすめ店「晋州会館」

「ソウル3大コングクス」の一つに数えられる人気店。近年では、その本格的な味を求めて訪れる若い世代も増え、常ににぎわいを見せています。

こちらのコングクスの特徴は、江原道（カンウォンド）の契約農場で育てられた高品質な大豆を100％使用している点にあります。豆そのものの味わいが際立つ濃厚なスープは、クリーミーでコクがありながらもくどさはなく、口に含んだ瞬間に大豆の香ばしさが広がります。

水刺身（ムルフェ）

冷たいスープに新鮮な刺身を浮かべて味わう料理。スープは、コチュジャン（唐辛子味噌）をベースに、酢やごま油、にんにく、唐辛子粉などを加えたピリ辛で酸味のある味付け。使われる魚は、地域やお店によってさまざまで、ヒラメ、イカ、サバ、タコなどが定番。よく冷えたスープと薄切りの刺身が絶妙に絡み合い、暑い日でもスルスルと箸が進む一品です。

おすすめ店「朴高ボルレ」

新鮮な魚介を使った料理を得意とする韓国式居酒屋。ここのムルフェは、ピリッとしたコチュジャンの辛味に、ほどよく効いた酸味が加わった冷たいスープが特徴。さっぱりとしていながらも旨味があり、お酒との相性も抜群。特に夏場は、前菜代わりに頼む人や、〆の一品として楽しむ常連客が多いそうです。

魚はその日ごとに異なるため、何度訪れても新鮮な驚きがあるのも魅力。店主の目利きで選ばれた旬の魚が使われており、味だけでなく食感や彩りも楽しめます。

ピンス

日本でいう「かき氷」にあたるデザート。きめ細かく削られたミルク氷に、フルーツ、あんこ、きなこ、ナッツ、アイスクリームなどがたっぷりトッピングされ、見た目にも豪華で食べごたえ抜群。最近では、カフェごとにオリジナルの創作ピンスを提供しており、韓国を訪れるたびに新しい味に出会うことができます。

おすすめ店「付氷」

このお店のピンスは、すべて手作りのソースやシロップで仕上げられており、素材へのこだわりが随所に感じられます。例えば、小豆は韓国内の契約農家から仕入れたものを使用し、やさしい甘さに炊き上げられています。抹茶は本場・日本の静岡県から取り寄せるなど、品質への妥協が一切ありません。

スタッフの丁寧な接客も高評価で、注文時にはおすすめの食べ方を親切に教えてくれるなど、初めて訪れる人でも安心です。

おすすめ店「北海氷水」

ふわふわで口どけの良い氷がまるで雪のように軽やかなピンスを味わえるお店です。こちらのピンスは練乳やメープルシロップなど8種類の材料を独自にブレンドし、瞬間冷凍するという特別な製法で作っています。パウダーのように細かく、舌の上でふわっと溶ける新食感と、やさしく広がる奥深い甘さが多くの人を虜にし、地元の若者から観光客まで幅広いファンを集めています。

韓国のひんやりグルメまとめ

冷たい韓国料理は夏の韓国旅行ならではのお楽しみ。冷麺や豆乳麺、エゴマ入りのマッククス、そして進化系かき氷まで、どれも暑い季節にぴったりの味ばかりです。食で季節を楽しむのも旅の醍醐味です。ぜひ、次の韓国旅行では涼を感じるグルメ巡りを楽しんでみてください。