鍾路にある創業50年以上の老舗のチヂミ「ヨルチャッジプ（열차집）」

韓国のお好み焼きともいえる「チヂミ」は、既に日本でも馴染みのある食べ物となっていますよね。

今回は、創業50年以上の老舗のチヂミが食べられるお店をご紹介します。
エスコートアガシとのデートでも使えるので参考にしてくださいね。

ヨルチャッジプ（열차집）：鍾路

創業50年以上の老舗チヂミ専門店といえば鍾路にある「ヨルチャジプ（열차집)」。

もともとは、うまいもん通りであり「ピマッコル」で長年営業を続けていた人気店でしたが、再開発の影響を受けて2010年に今の場所に移転してきました。移転してきてもなお常連のお客さんで賑わう地元で愛されるお店です。

自慢のチヂミとお酒を楽しめ、平日、週末問わずに店内は賑やか。入口すぐ横の鉄板で焼き上げているので、注文が入るたびお店の中は美味しそうな香りが漂います。
最近、日本の番組でも取り上げられ日本人観光客が急増。日本語のメニューもあり、店員さんも気さくで優しいです。
明洞や乙支路からもアクセスしやすいので、旅行でチヂミを食べたいときにぴったりのお店ですよ。

こちらのお店では、屋台でおなじみのチヂミを店舗で食べることができます。ヨルチャジプのチヂミは脂っこさがなく、軽くて香ばしい食感が特徴。
食べれば、長く愛されてきた理由が分かる納得の美味しさです。

特に人気なのは「ピンデトッ」という緑豆のチヂミ。緑豆は店内で臼でひいたものを使用。
食用油ではなく、豚の脂を使って香ばしく焼き上げます。緑豆のほかには、キャベツや豚肉が入っており素朴ながら旨味のある味わい。
焼きたてなので、外はカリッと中はふわっとした食感です。少し酸味の効いた特製醤油ダレともよく合いますよ。

また、新鮮な牡蠣を使った牡蠣チヂミもこちらの人気メニュー。牡蠣を丸ごと一つ、軽い衣に包んで焼き上げており、口の中で牡蠣の旨味がじゅわっと広がります。人参や玉ねぎもいっしょに入っているので食べ応えも充分。こちらも特製のタレを絡ませて食べてみてください。

ヨルチャジプでは牡蠣の塩辛が付け合わせとして出てきます。手作りの塩辛はピリッとあとを引く辛さが特徴。お酒のつまみだけでなく、チヂミに乗せていっしょに食べても絶品ですよ。辛いものが好きな人は是非試してみてくださいね。

そして、チヂミといえば韓国ではマッコリが大定番ですよね。こちらのお店でもさまざまなマッコリを取り揃えています。おすすめのマッコリなどは店員さんに聞いてみるといいですよ。美味しいチヂミとマッコリで韓国らしい時間を過ごしましょう。

お店は地下鉄1号線鍾路駅からすぐ近く。店内はテーブル席だけでなく、足を伸ばしてゆったり過ごせるお座敷席もあります。ローカルな雰囲気のお店で、夕方頃になると周辺の会社員、地元のおじさんたちで賑わい始めます。活気あふれるお店で韓国らしい風景が楽しめるお店ですよ。