韓国・ソウルのビビンパの名店はここ！おススメ店10選

たくさんの具材とご飯を混ぜて食べる韓国の人気料理・ビビンパ。日本でも知名度が高い韓国料理なので、韓国現地で本場のビビンパを食べてみたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、韓国・ソウルにあるおすすめビビンパをご紹介していきます。全州の伝統を受け継ぐ全州ビビンパから、熱々の石焼ビビンパ、健康志向の麦飯ビビンパ、そして生肉の旨味がクセになるユッケビビンパまで、バリエーション豊かなビビンパをピックアップ。お店の情報をまとめたので、是非韓国旅行のお店選びの参考にしてみてください。

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ビビンパとはどんな韓国料理？

ビビンパとは、ご飯に様々なナムル（韓国の野菜のおかず）や肉、そして韓国の辛味噌であるコチュジャンを混ぜて食べる、韓国を代表する料理の一つです。ビビンパの「ビビン」は「混ぜる」という意味で、「パ」はご飯を指します。具材は季節や地域によって異なり、家庭によってもそのレシピは千差万別。栄養バランスが良く、一皿で手軽に食事が完結するため幅広い世代から愛され続けている料理の一つとなっています。

ビビンパの種類

ビビンパと一言にいってもその種類はさまざまです。本場韓国のお店でよく食べられているビビンパの種類をご紹介します。

全州ビビンパ

韓国の地方都市・全州はビビンパで有名な都市です。伝統的な韓国宮廷料理の影響を受けており、陰陽五行説に基づいた豊富な具材を使用し、真鍮の器に入って提供されます。彩り豊かなビビンパで見た目も美しい一品。卵の黄身やユッケが一番上に盛り付けられているのも全州ビビンパの特徴の一つです。

石焼ビビンパ

石焼ビビンパは、熱した石の器で提供されるビビンパです。この石の器は非常に高温になるため、食材の旨味を閉じ込め、熱々を長くキープしてくれます。そのため最後まであたたかいビビンパを堪能できるのが魅力です。

石焼ビビンパはすぐにかき混ぜず、少しだけ時間を置いてから混ぜることでおこげができて、より美味しくいただけます。

麦飯ビビンパ

白米の代わりに麦を混ぜたご飯を使ったビビンパです。市場などにある屋台でよく売られているフードの一つで、新鮮な野菜やコチュジャンなどを混ぜ合わせていただきます。アルミのボウルで提供されることが多く、リーズナブルで手軽に食べられるのが魅力です。

ユッケビビンパ

生の牛肉であるユッケを使ったビビンパです。ご飯にユッケを乗せ、ごま油と特製のタレをかけて混ぜ合わせます。野菜や梨も入っており、ユッケの食感と野菜のさっぱりシャキシャキとした食感の組み合わせが絶妙。焼肉店で提供されることも多いビビンパの種類の一つです。

韓国・ソウルのビビンパが美味しいおすすめ店

韓国・ソウルでビビンパを食べるならどのお店が良いのでしょうか。ビビンパが特に美味しいと話題のお店を10店ピックアップしてご紹介します。

全州ユハルモニビビンパ

市庁近辺の賑やかな飲食街に位置する「全州ユハルモニビビンバ」は、1961年に開業した伝統あるビビンバ専門店です。ほうれん草やもやし、色とりどりのナムルが入った全州ビビンパはボリューム満点。ナムルの味がしっかりしていて食べ応えがあります。石焼で提供されるので、ごま油をまわしかけておこげを作りながらいただくのがおすすめです。

木覓山房

「木覓山房(モンミョッサンバン)」は南山公園内にあるお店です。素材を活かした素朴でシンプルなビビンパが人気で、2018年にはミシュランガイドにも掲載されました。

2018年に大通り沿いに移転してからはカフェではなく食堂としての営業がメインになっており、多くの方がビビンパを注文していくそうです。ソウルタワーの麓にありケーブルカーからも近いので、ソウルタワーの見学ついでに立ち寄るのもおすすめです。

益善洞121

韓国の伝統家屋が集まる益善洞韓屋村の中にある人気店「益善洞121」。韓屋をリノベーションしたお店で韓国らしい雰囲気の中で食事を楽しむことができます。こちらの人気メニューはキノコとニラの味噌ビビンバ。化学調味料不使用で、テンジャンは韓方医が手がけるなど健康的で体に優しい一品となっています。ビビンパと一緒に茹で豚もついてくるのも嬉しいポイント。

仁寺洞テンマルチッ

仁寺洞の伝統ある地区に位置する「仁寺洞テンマルチッ」。こちらでは濃厚なテンジャン（味噌）チゲをかけて食べるテンジャンビビンパが有名です。麦ご飯とたくさんのおかず、テンジャンチゲが提供されるので、ご飯にチコリとニラ、チゲを自分で好きな分だけ入れてよく混ぜていただきます。北朝鮮の郷土料理と韓国の全羅道をミックスさせて考案された独自のテンジャンビビンパ。観光で有名な仁寺洞のメイン通りからも近く、海外からの観光客にも人気のお店です。

スンナムシレギ

シレギ料理に特化した専門店「スンナムシレギ」。こちらのお店では干した大根の葉である野菜・シレギを使ったビビンパを食べることができます。シレギはカルシウムや鉄分など栄養がとても豊富。ビビンパにしていただくことでそんなシレギをたっぷりと食べることができます。ビビンパにはごまだれと味噌がついてくるので、お好みの濃さに調節していただきます。セルフバーにあるおかずを入れて食べるのもおすすめですよ。

（明洞店）

SURASUN

朝鮮時代の宮廷の台所「スラッカン」と、施すという意味を持つ「ソン」から命名されたお店「SURASUN（スラソン）」。韓国伝統の宮廷料理を今風にアレンジした料理を楽しめるお店です。シンプルで素材の味を活かした健康を意識したメニューが評価されており、中でも莞島産のあわびを使ったビビンバが店の看板メニューとなっています。あわびのもっちりとした食感が魅力のビビンパ。明太子や玉子も入っており、贅沢な風味を堪能できます。

（駅三店）

チョングッチャンクァポリパッ

「チョングッチャンクァポリパッ」は、元々地方の食堂から始まったチェーンで、現在はソウルを中心に複数の店舗を運営しています。オーガニック食材にこだわっており、韓国の納豆である清麹醤と麦飯がお店の看板メニュー。麦飯に清麹醤とナムル、ごま油を入れてビビンパにしていただきます。麦飯のプチプチ感とピリ辛な清麹醤が最高。清麹醤は苦味が少なくあっさりとした味わいなので、初めて清麹醤にチャレンジする方も安心して食べることができます。

（清潭洞店）

クルイェチャン

韓国南部の港町・統営から直送される牡蠣をふんだんに使った料理を提供している「クルイェチャン」。こちらのお店では新鮮な牡蠣を使った石焼ビビンパを食べることができます。牡蠣の旨味が染み出したご飯とたっぷりの野菜がポイント。醤油ベースのタレをお好みで入れて食べてくださいね。男性でもお腹いっぱいになるボリューム感。24時間営業なので東大門でのナイトショッピングでも立ち寄りやすいお店です。

プチョンユッケ

広蔵市場のユッケ通りにある「プチョンユッケ」。ミシュランガイドに6年連続で掲載されているユッケの名店です。新鮮なユッケを使ったユッケビビンパエゴマの葉やサンチュ、ベビーリーフ、梨などが一緒に入っていて、ユッケの油っぽさもうまく緩和してくれます。お好みでコチュジャンを入れて食べてくださいね。

ユッケをたっぷり楽しみたいという方は”特”というユッケ増量のビビンパを注文するのがおすすめ。

Ba Lat

狎鴎亭エリアに位置する「Ba Lat」は芸能関係者もよく訪れることで知られる海鮮料理専門店です。カニ身とカニ味噌が贅沢に使われた「カニ身ビビンバ」が特に人気。コチュジャンは使わず、新鮮なカニ身、シャキシャキとした野菜、そして濃厚なカニ味噌の旨味だけでしっかりと味わいが成立しています。4月から10月には季節限定でウニビビンパも登場。該当時期にお店へ行かれる方は是非ウニビビンパもチェックしてみてください。

ソウルでおススメのビビンパまとめ

今回は、韓国・ソウルのビビンパが美味しいおすすめ店をご紹介しました。ビビンパとひとことに言っても実はその種類はさまざま。食べたい種類のビビンパを提供しているお店を選ぶのがポイントです。是非韓国でのお店選びの参考にしてみてくださいね。