ソウルから釜山への行き方は？3つの方法を徹底比較！

韓国の首都・ソウルと、人気の港町・釜山。この2大都市を移動する予定がある方にとって、「どうやって行くのがベストなんだろう？」というのは多くの人が抱える疑問です。距離にして約330km、東京〜名古屋間に相当するこの移動には、実は複数の選択肢があります。

本記事では、ソウルから釜山への主な移動手段である「KTX（高速鉄道）」「高速バス」「飛行機」の3つを取り上げ、それぞれの所要時間、料金、メリット・デメリットを徹底比較していきます。旅行スタイルや予算、旅の目的に応じて、自分にぴったりの移動手段を見つけてみてください。

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ソウルから釜山へKTXで行く
ソウルから釜山へ高速バスで行く
ソウルから釜山へ飛行機で行く
ソウルから釜山への行き方まとめ

ソウルから釜山へKTXで行く

WAOPASS

韓国国内を移動する手段の中でも、もっともスムーズで快適なのがKTX（韓国高速鉄道）です。ソウル駅から釜山駅までを一直線に結ぶこのルートは、日本の新幹線のような感覚で利用でき、言語や文化の壁を感じにくいのが魅力。特に初めて韓国を訪れる旅行者にとって、安心して利用できる交通手段です。座席は全席指定で、事前にネットやアプリから予約可能。混雑が予想される時間帯や週末は、早めの手配がおすすめです。

所要時間

およそ2時間17分から3時間で、停車駅の数によって所要時間は変わります。直行タイプの「ムグンファ」や「セマウル」よりも速く、効率的に移動したい方にぴったりです。

料金

一般室の片道料金は59,800ウォンです。日本円に換算すると約6,500円前後（為替により変動あり）。少し高めの印象を受けるかもしれませんが、快適さと速さを考えると、コストパフォーマンスは非常に高いといえるでしょう。

メリット・デメリット

【メリット】

定刻通りに運行されるので、スケジュールが立てやすい
1日の運行本数が多く、柔軟に予定を組める
車内アナウンスに日本語があり、外国人旅行者も安心
全席指定で、乗車時のトラブルが起きにくい
無料Wi-Fiが利用でき、移動中もインターネットが使える

【デメリット】

早朝・夕方、週末は混み合うため、チケットの事前予約が必要
料金がやや高め

KTXの最大のメリットは、安定した運行スケジュールと快適な乗車環境です。日本の新幹線に似た感覚で利用でき、旅行に慣れていない方でもストレスを感じにくいのが魅力です。全席指定のため、自由席争奪のようなトラブルとは無縁ですし、1日に何本も走っているので、自分の旅程に合わせた時間帯を選びやすい点も高ポイントです。また、無料Wi-Fiが使えるのは長距離移動中にはありがたいサービス。スマホで地図を確認したり、SNSを更新したりも快適にできます。

一方、注意すべきは混雑する時間帯の予約状況です。特に週末や韓国の連休、朝夕のラッシュ時にはチケットが取りづらくなるため、できるだけ早めの予約が必要です。KTXの予約は約1か月前から可能なので、予定が決まり次第手配しておくと安心です。

こんな方におすすめ！

韓国旅行が初めてで、移動に不安を感じる方
限られた時間で効率よく観光を楽しみたい方
移動中も快適に過ごしたい方
スーツケースなど大きな荷物を持っている方
移動中にWi-Fiを使いたい方

KTXは、「とにかく安心・快適に移動したい！」という方にぴったりの交通手段です。特に韓国旅行が初めての方にとって、言語の壁や乗り間違いの不安がある中で、日本語の車内アナウンスや明確な座席指定があるKTXは、大きな安心材料になります。

また、ソウル〜釜山間を2時間台で移動できるため、旅行日程がタイトな人にもおすすめです。「朝にソウルを出て、午後から釜山を観光したい」「日帰りで往復したい」といったスケジュールにも十分対応できます。

さらに、車内は清潔で座席も広めに設計されており、大きな荷物を持っていても快適に移動できるのも魅力のひとつです。無料Wi-Fiが使える点も、地図やガイド情報をチェックしながらの移動に便利です。

ソウルから釜山へ高速バスで行く

高速バス

時間に余裕のある旅を楽しみたい方には、高速バスの利用もおすすめです。ソウルの高速バスターミナル（主に「東ソウル」または「高速バスターミナル」）から、釜山の総合バスターミナルまでおよそ4時間。バスの種類によって座席の広さや快適さが異なり、「一般」「優等」「プレミアム」の3タイプから選ぶことができます。

さらに、韓国ならではの魅力のひとつが、高速道路のサービスエリア。途中で立ち寄ることがあり、地元グルメやお土産などを楽しめるのも、高速バスならではの楽しみ方です。