韓国に持ち込みできない日本の薬とは?禁止成分について解説!

韓国文化

実は、日本で市販されているごく普通の薬の中にも、韓国への持ち込みが禁止されているものがあるのをご存知でしょうか。うっかり違反してしまうと、入国時に没収されるだけでなく、最悪の場合トラブルに発展することもあります。

この記事では、韓国に持ち込みできない日本の薬や、その理由となる禁止成分について詳しく解説します。さらに、現地で購入できる代替の市販薬や、特定の疾病がある場合に必要な申請手続きについてもご紹介します。安心して旅行を楽しむために、ぜひチェックしておきましょう。

エスコートアガシで予約した女の子とのデートでも使えるので参考にしてくださいね。

「解熱鎮痛薬」が一部持ち込み禁止に

韓国 薬

2025年3月、韓国で「麻薬類含有不法医薬品搬入注意報」が発令されました。これにより、「麻薬類含有不法医薬品」として指定された一部の医薬品は、韓国への持ち込みが禁止されています。

知らずに持ち込んでしまった場合でも、韓国の税関で調査の対象となったり、場合によっては処罰を受けたりする可能性があります。

「麻薬なんて関係ない」と感じる方も多いかもしれませんが、実は日本の市販薬にも、韓国で違法医薬品とされる成分が含まれていることがあります。特に、解熱鎮痛薬や咳止め、風邪薬など、旅行の際に持って行きがちな薬に該当成分が含まれているケースがあるため注意が必要です。

こうした取り締まりが強化された背景には、麻薬類成分を含む違法医薬品の摘発量が、過去5年間で43倍に急増(韓国関税庁調べ)したという深刻な状況があります。増加の理由としては、一般の人が海外の医薬品に麻薬類成分が含まれていることを認識しないまま、「効果がすごい」といった口コミに惑わされて誤用してしまうケースや、麻薬中毒者が外国製の薬を代替麻薬として悪用するケースが挙げられます。

中には、最初は何も知らずに購入して服用したものの、高い鎮痛効果や幻覚作用を体験したことで依存してしまい、結果的に麻薬中毒になってしまったという深刻な事例も報告されています。

このような問題は、韓国だけでなく日本でも起きています。厚生労働省も、市販薬の乱用について警鐘を鳴らしており、とくに中高生など20歳未満の若年層による濫用が増加傾向にあるという報告書を公表しています。

こうした背景を踏まえると、韓国旅行の際に持っていく常備薬については、成分をしっかり確認することが非常に重要です。日本では一般的に販売されている薬でも、韓国では違法薬物として扱われる可能性があります。出発前に、持ち込み禁止成分が含まれていないかどうか、ぜひ一度確認しておきましょう。

韓国に持ち込みできない薬の成分とは?

とは?

韓国では「麻薬類に関する法律」により、合計481種類の成分が麻薬類として規制されています。これらの多くは、コカインやヘロインといった一般の人が関わることのない本格的な麻薬ですが、中には日本の市販薬に含まれている成分もあります。

特に注意すべきなのは、以下の4つの成分です。これらは日本では合法的に使用されているものの、韓国では麻薬類に該当するため、無許可での持ち込みは違法となります。

  • アリルイソプロピルアセチル尿素(Allylisopropylacetylurea/알릴이소프로필아세틸우레아)
  • デキストロメトルファン(Dextromethorphan/덱스트로메토르판)
  • ジヒドロコデイン(Dihydrocodeine/디히드로코데인)
  • コデイン(Codeine/코데인)

これらの成分が含まれている薬を持ち込んだ場合、入国時にトラブルになる可能性があります。特に、風邪薬や鎮痛薬を携帯する際には、成分表をよく確認するようにしましょう。

韓国に持ち込み禁止の日本の薬

日本では身近な市販薬でも、韓国では麻薬類成分を含むとして持ち込みが禁止されている場合があります。特に注意したいのが、頭痛薬や風邪薬、咳止め薬など、旅行時に常備しておきたい医薬品です。ここでは、韓国に持ち込むことができない主な日本の市販薬について、成分ごとに具体的な製品名を挙げながらご紹介します。

鎮痛剤

日本で広く使われている頭痛薬や生理痛の薬の中には、「アリルイソプロピルアセチル尿素」という成分を含んでいるものがあります。この成分は韓国では麻薬類成分として分類されており、持ち込みが禁止されています。

アリルイソプロピルアセチル尿素を含む韓国に持ち込めない日本の主な鎮痛剤は以下の通りです。

  • イブA錠、イブクイック頭痛薬、イブクイック頭痛薬DX、イブA錠EX
  • ロキソニンSプレミアム
  • バファリンプレミアム
  • セデスV、新セデス錠、セデス・ハイ、セデス・ハイ プロテクト
  • ノーシンピュア

いずれもドラッグストアで簡単に手に入る製品なので、旅行前に成分をしっかり確認しておきましょう。

総合風邪薬

総合風邪薬や咳止め薬の多くには、「デキストロメトルファン」「ジヒドロコデイン」「コデイン」といった成分が含まれています。これらはすべて韓国では麻薬類として扱われており、許可なく持ち込むことはできません。

日本では一般的な風邪薬として薬局で手軽に買えるものばかりですが、知らずに持ち込むとトラブルの原因になります。製品によって含まれている成分が異なるため、判断が難しい場合は、かかりつけの医師や薬剤師、製薬会社の問い合わせ窓口に相談するのが安心です。

以下に代表的な市販薬を成分別に紹介します。

デキストロメトルファンを含む日本の主な総合風邪薬は以下の通りです。

  • メジコンせき止め錠Pro
  • 新コンタックせき止めダブル持続性
  • パブロンせき止めトリプル錠
  • コルゲンコーワ総合かぜ薬
  • 新ルルAゴールドDXα
  • 新コンタックかぜ総合DX

ジヒドロコデインを含む日本の主な総合風邪薬は以下の通りです。

  • パブロンSせき止め
  • カイゲン咳止錠
  • ベンザブロックL錠
  • パブロンゴールドA〈錠〉
  • 新ルルAゴールドs、新ルル-A錠s

コデインを含む日本の主な総合風邪薬は以下の通りです。

  • アネトンせき止め錠
  • アネトンせき止め液

風邪薬や咳止め薬は、成分が複雑に組み合わさっているため、旅行前に念入りなチェックが欠かせません。韓国へ行く際は、代替の薬や現地で購入できる市販薬も検討しておきましょう。

韓国で買えるおすすめ市販薬

日本から代替薬を持ってくるのを忘れた、あるいは現地で急に体調が悪くなったという場合には、韓国の薬局で市販薬を購入することができます。韓国の薬局は都市部では比較的簡単に見つけることができ、軽い症状であれば市販薬で対応することが可能です。

ここでは、旅行中によく使う鎮痛剤や風邪薬について、韓国で購入できる代表的な市販薬をご紹介します。

鎮痛剤

頭痛、生理痛、筋肉痛などの症状に使われる鎮痛剤は、韓国語で「チントンジェ(진통제)」と呼ばれています。日本でおなじみの成分と同じものを含む薬も多いため、安心して使える製品がそろっています。
以下は、韓国で購入できる代表的な鎮痛剤です。

  • タイレノール(成分:アセトアミノフェン)
  • イジエン6エニヨンジルキャプシュル(成分:イブプロフェン)
  • クナレンキュジョン(成分:イブプロフェン+アリルイソプロピルアセチル尿素)

タイレノールは韓国でも非常に一般的な鎮痛・解熱薬。胃への負担が少なく、幅広い年齢層に使用されています。薬局だけでなくコンビニでも購入できる薬です。

イジエン6エニヨンジルキャプシュルは痛みや炎症に効果のあるイブプロフェンを含んだカプセルタイプの鎮痛剤。即効性が期待できます。

クナレンキュジョンはイブプロフェンに加えて、アリルイソプロピルアセチル尿素を含んでいる鎮痛剤です。

総合風邪薬

風邪薬は、韓国語で「チョンハッカムギヤッ(종합감기약)」、咳止めは「キチムヤッ(기침약)」と呼ばれます。発熱、鼻水、咳などの症状を総合的にケアする製品が多く、どれも薬局で手軽に入手できます。
総合風邪薬の例

  • パンコルエイネボッエッ
  • タイレノールコールドエスジョン
  • ホワイトベンQブロスヨンジルキャプシュル

咳止めの例

  • ホワイトベンQブロスコプヨンジルキャプシュル
  • コプスタッププロスヨンジルキャプシュル
  • コプSシロップ

パンコルエイはコンビニでも購入することができます。

疾病がある人は申請が必要!

疫病

病気の治療を目的として、韓国で規制されている成分を含む薬を服用している場合は、韓国入国前に所定の申請手続きを行う必要があります。これは、麻薬類成分を含む薬であっても、治療目的であれば例外的に持ち込みが認められるケースがあるためです。

申請はオンラインで受け付けており、韓国語または英語での入力が必要です。事前に準備する書類や手続きの詳細については、韓国大使館の公式サイトに日本語の案内が掲載されていますので、必ず確認しておきましょう。

また、日本国内から薬を持ち出す際にも、別途申請が必要となる薬があります。特に処方薬を携帯する場合は、出発前に主治医に相談し、必要な書類や届出についてしっかりと確認・準備しておくことが重要です。安全でスムーズな渡航のために、医療用の薬を携帯する場合は余裕を持って準備を進めましょう。

韓国に持込できない薬まとめ

韓国への旅行や出張の際、日本ではごく普通に使われている市販薬が、現地では持ち込み禁止とされているケースがあることを知らない方は少なくありません。特に鎮痛剤や総合風邪薬に含まれる一部の成分は、韓国では麻薬類に該当し、事前申請なしでの持ち込みが禁止されています。

うっかり薬を持ち込んでしまった場合、税関での調査や処罰を受けるリスクがあるため、事前の確認が欠かせません。体調に不安がある方や、常用薬がある方は、必ず成分をチェックし、必要に応じて韓国当局への申請を行いましょう。

また、現地の薬局でも十分に代替となる市販薬が手に入りますので、急な体調不良の際も慌てずに対応できます。
安全で快適な韓国滞在のために、薬の取り扱いには十分注意して準備を整えましょう。

最高クラスの韓国美女と天国のようなひとときを過ごしてみませんか?

エスコートアガシHeavenは、韓国での旅行が最高の思い出になるようお手伝いします。
大人のお付き合いはもちろん、観光、グルメ、ショッピングなど、一人では難しい事も、日本語が堪能なアガシと一緒であれば、簡単に体験できます。

キャンセルは無料ですので、お気軽にお問合せ・ご予約をお願いします。

エスコートアガシの詳細をみる

関連記事一覧

過去記事一覧
ご予約・お問合せ
TEL:
韓国から 010-8239-2252
日本から +82-10-8239-2252
LINE:heaven-agashi
mail:heaven.agashi@gmail.com
目次